CY-EOS
コンタックス・ヤシカマウントレンズをEOS(EFマウント)ボディに取り付けるアダプターです。
真鍮からの削りだし一体構造で高精度、堅牢。
※アダプタの取り付けはレンズを先に、取り外しはボディ側を先に行います。
(アダプタをボディに残したままのレンズ交換はできません)
※フルサイズセンサーやフィルム使用のEOS(EFマウント)では、
レンズとボディが干渉する場合がありますのでご注意ください。
EF-sマウント採用のEOS-KissD系や 20D〜60D 7D等では干渉は起こりません。
CY-EOS
RAYQUAL直販価格:13,650円(税込)
製造ロットにより表面の外観が上記2タイプありますが性能的に同等です。
レンズ改造をご希望のお客様へ
現在、新規レンズ改造の受付は休止させていただいております。
フルサイズEOSでの干渉について
下記の情報は2015年時点の内容です、それ以降に発売された
カメラについての情報は含んでいませんのでご注意ください。
ヤシカ・コンタックス(ヤシコン)マウントのレンズをオリジナル画角でデジタルで使うには
フルサイズEOS系ボディが選択の一つです。
(各社から発売されているフルサイズセンサー搭載のミラーレスやライブビューが可能なLeica も選択肢です)
フルサイズEOSボディをグループ分けすると
A, 1Ds系、1DX
B, 5D,5DMk2
C, 5DMk3
D, 6D
E, 5Ds, 5DsR
に大別出来ます。
問題となるのはレンズの後部にある絞りレバー及び横ガードのミラーボックス干渉と
後ろ玉の出方の多いレンズでのミラー干渉です。
A,B, のボディではどのヤシコンレンズを取り付けても絞りレバー、ガードの干渉が
かなりの高確率で起こりますので、レンズの改造をお勧めしております。
ミラー干渉は A、 B ともに起こりますが、Aのほうが干渉しにくいです。
C, 5D Mk3では干渉の度合いが減り、かなりのレンズが無改造で使用できます。
しかし、白▲と同型の黒▲のガードを持つレンズは干渉します。
また、ミラーの先端軌跡が約0.2mm下がり、すべてではありませんが、
Bグループボディで使えなかった一部のレンズ
15mmF3.5 18mmF4 28mmF2.0 35mmF1.4 は使用できる可能性が少し上がりました。
(ミラー干渉はA,につぎ2番目にしにくいです)
D, 6Dでは絞りレバーとガードの干渉は5DMk3よりも減りました。
ですが、白▲と同型黒▲のガードは問題ない程度ですが干渉します。
気になる場合は改造をお勧めします。
ミラー干渉に関してはB,グループと同等で5DMk3に負けます。
E, 5Ds, 5DsRでは絞りレバーとガードの干渉はCグループ5DMk3と同等、
ミラー干渉に関してはB,グループと同等で5DMk3に負けます。
テッサー45mmF2.8 はA〜Eすべてのボディで改造は必須です。
改造費用 14,700円(税込み)
ざっとまとめますと、
6Dは無改造で使用できるレンズが一番多いですが、すべてではありません。
(人気の35mm F1.4 や18mmF4 などは高確率で使用できません)
レンズの改造まで考えれば1Ds系、1DXがもっとも多くのレンズに対応できます。
その中間が5D系です。
※ここでの説明はばらつきにより例外が発生するかもしれませんし、絶対ではありません。
ミラーボックス干渉の例
CYレンズのマウントには上記のような3種類があります。(白▲、黒斜、黒角)
白▲と同形状の黒▲のもあります。
※CY-EOSの使用ではカメラのミラーボックス内に上記写真の緑矢印部(絞りレバーのガード) が干渉し擦り傷をつけます。(EF-sマウント採用ボディを除く) ![]() このガード部は白▲のタイプが長く幅もあり、他のタイプのマウントに比べ大きな傷が付きます。 ミラーボックス内への傷付を避けたい場合にはガード部の加工が必要です。 (ボディとレンズの組み合わせにより擦り傷の程度は異なります) 加工はガードの先端を約0.3mmほど短くすれば干渉は起こらなくなります。 また、この改造を行っても純正コンタックスボディでの使用に問題は起こりません。 ご自分で改造を行う場合は自己責任で行ってください。 干渉した状態での使用はレンズ光軸のズレを起こします。 この影響は使用レンズが広角では片ボケの影響になり、 絞り値が明るい場合は無限遠でのピントに影響を与えます。 干渉しないとうたっているアダプタはその分アダプタが厚いので無限に届きません。 ガード部先端の加工は1本 4,725円(税込)でお受けいたしております。 |